今日はActivity づくしの一日。
まずは朝ご飯を食べ、すぐにチェックアウト。朝食後もまだまだ外は暗い。

そして、着替えてRáiduというSaami人のカルチャーとトナカイに触れ合うツアーへ。
ホテル裏手からスノーモービルにひかれるソリにのり、Saami人のキャンプへ。彼らにとってトナカイは財産。すべてのトナカイにはSaami人のオーナーが居て、何頭所有しているかは絶対に秘密なのだそうだ。
どのようにいくかというと、凍ったTorne川の上をひたすら爆走。

Ice Hotelの氷もここからとると言うぐらいなので、Torne川はこの季節、完全に凍っている。とはいえ、薄いところもあるそうなので、一応、川の上には道路的なものがあり、木の枝などで、道がマークされている。
キャンプにつくと、さっそくトナカイを捕まえる作業に。ここで捕まえたトナカイで、つぎにソリをひいてもらうのだとか。一応囲われた中で行うのだが、投げなわでトナカイを捕まえるのはなかなか難しく・・。


苦労のすえ、なんとか角にひっかけ、捕獲。次は奥さんの番で、無理かなと思いきや、トナカイになめられているのか、友達と思われているのか、あっさり捕獲。しかも、縄が角にかかった状態でも無反応。なんか、「捕まえさせてやったよ」的な態度。
そしてそのまま、トナカイをソリにつなぎ、周りを1周。トナカイにより差があるみたいだけど、俺が乗ったトナカイは爆走。あまりの速さに手綱を引っ張るもさっぱりスピードは落ちず。やっとゴール近辺でとまり、雪をバクバク食べていた。
次に、サーメ式のテントに移動し、中で昼食。トナカイ肉を鉄鍋で焼き、パンにはさんで食べる、サーメ式ケバブ。ついでにリンゴンジュースも。


なかなかおいしかったのだけど、服や帽子がかなり燻された・・。
そして、再度スノーモービルにひかれたソリにのり、林の中をつっきり、再び川の上を渡り、サーメ人の博物館へ。ここはたいしたことなく・・・・。ついでに昨日行った教会も解説してくれた。
そこからまたホテルに送ってもらい、Snow Roomへチェックイン。といっても、まだ一般公開中の時間なので、荷物はロッカーへ。でもどんな部屋なのか見に行って見た。
Snow Roomの形・内装はすべて一緒で、基本ベッドがあるだけ。ライトのスイッチは足元に。

また、他の部屋と同様に、ドアはなく、廊下とはカーテンで仕切られているのみ。

なるほど。ということで、下見終了。夜に備えて少し休憩。ナッツなどをたべつつ腹を満たし、そとにでると、ボタン雪。

再度ホテルにもどり、Ice Hotelで快適に眠るための方法を教えてくれるツアーに。基本、1 Layerで寝袋の中に入り、あとは、体温で寝袋の中を暖めるのがいいのだそうだ。あと、寝る前にシャワーを浴びるのも、激しく湯冷めするので、禁止。
さて、夜のアクティビティはオーロラツアー。しかしながら、今日も雲多し、風強し。でもとりあえず出発ということで、まずは5分ぐらいのオーロラビデオの鑑賞。なんの説明もないので、これの意図は不明・・。そして、ガレージに案内され、スノーモービルの運転方法を軽く教わる。「すべては自分の責任で」「スノーモービルは高い乗り物なので丁寧に扱うように」など、大胆(?)な注意のあと、さっそく凍った川の上にいき、スノーモービルでの移動開始。
はじめのうちはなかなか慣れない操作感と乗り心地、さらに、アクセルの開き具合がヨーロッパに人に合わせて大きかったのでなかなか難しかったが、そのうちに慣れた。はじめのうちはただ平坦な川の上だけだったが、やがて、林へ。また林を抜け平原。一部氷が解けている川の上をとおり、車体が沈みそうになりびっくりしたが、フルアクセルで脱出。
走っているうちに、はじめての不思議な体験。本当に真っ暗闇のなか、明るいのは下の雪とスノーモービルが照らす明かりだけなので、妙に瞼が落ちてくる感覚に。実際は暗闇がいつもよりも広く、いつもよりも下からはじまっているため。
そのうちに停車。周りは真っ暗な林の中。満天の星空。しかし、オーロラは見えず。その後何箇所か止まるが、やはり今日は無理みたいだ。
そして、再度出発し、今度はキャビンの前で停車。ここもあたりは闇。キャビンの中に入り、夜食の時間。

手際よくツアーのお姉さん達が準備し、あたたかいリンゴンベリーのジュース、サンドウィッチ、Elkのシチュー、チーズロール、コーヒー、そして、デザートにリンゴンのケーキ。満足だけど、オーロラは見れず。まあ、スノーモービルでの夜のラップランドドライブが堪能できたからいいか。帰りも森の中と川の上を爆走。皆が運転に慣れていることを想定してか、30-40km/hでの走行。
さて、ホテルに戻り、ツアーは終わったものの、空は晴れていて満天の星なので、まだチャンスを求めて、川の上へ。

待っていると、とてーも薄いオーロラが・・・・。写真ですら分かりにくいけど、右上のしたの方に帯状に。

アイスランドの時よりもはっきり見えなかったのはしょうがない、これもすべて運次第。
1時を過ぎたあたりで、そろそろ寝ようかと思い、Dressing Roomへ。ここで着替え完了。そして、寝袋を受け取りSnow Roomへ。急いで寝袋に飛び込み就寝。
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