タイタンの妖女 ( カート・ヴォネガット・ジュニア (著), 浅倉 久志 (翻訳) )

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タイタンの妖女 (ハヤカワ文庫 SF 262)
カート・ヴォネガット・ジュニア
早川書房

出だしの・・・

あらゆる人間の中に潜む真実に気付かずに、人類は外を探ったーひたすら外へ外へと突き進んだ。この外への突進によって人類が知ろうとしたのは、いったいだれが森羅万象を司っているのか、そして森羅万象はなんのためにあるのか、ということだった。
人類はその先発隊を外へ外へとくりだした。そしてついに先発隊を宇宙空間へ、無限の外界の、色もなく、味もなく、重さもない海へと投げ込んだ。
小石のように投げ込んだ。
これらの不幸な手先が見出したものは、すでに地球上でも嫌というほど見出されているものー果てしない無意味さの悪夢だった。(中略)
外界はついに想像上の魅力を失った。
残された深淵の場所は内界だけとなった。
未知の国として残されたのは人間の魂だけとなった。
善と知恵はこうして始まった。

でかなりやられた感じ。以前にネクロマンサーを途中で断念し、ハヤカワ系は難解かと思っていたけど普通に楽しみながら読破。

地球人の文明構築の意図が実は、、、という話だけど、仕掛け、展開、どれも面白かった。

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このページは、kuniが2008年12月21日 20:08に書いたブログ記事です。

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