アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))
posted with amazlet at 09.02.08
フィリップ・K・ディック
早川書房
早川書房
いわずと知れた映画「ブレードランナー」の原作。
最近のサイバー系は、境界侵犯をベースに、人間とアンドロイド(機械)の差を見出そうとする方向に走っているのに対して、この本では、人間とアンドロイドの区別をあえて否定している。正確にいうと、生物学上、あるいは自然科学上の違いは無意味で、親切な存在はすべからく「人間」であるという結論を持ち出している。なかなか面白い解釈だなぁと。
ちなみに、映画は以前に見たような気がするのだが、この本をよみ、さっぱりその内容が思い出せず。記憶を捏造されたのか、はたまた他人の記憶なのか、夢の世界なのか、、、この本を読んだ後にはそんな不思議な思考に至ってみたり。
1968年(!)の作品だけど、いまだに色あせないで読むことができる。


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