Kungsleden Day3 (Alesjaure, Raindeer marking)

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朝から風がすごい。

しかし、あまりにもすばらしい景色に圧倒され、さらにサウナも気持ちよかったので、ここにもう一泊することに。昨晩の強風があまりにもつらかったので、今日は小屋に宿泊で。相部屋は落ち着かないなぁと思い、混雑状況を小屋のhostに聞くと、おそらく大丈夫で、なるべく我々だけになるようにしてくれるとのこと。すばらしい!

今晩の小屋

その後いろいろと会話をして、今日はサーメの村でトナカイのマーキングの行事があることを教えてくれた。さらに、Kungsledenが舞台の映画「太陽のかけら(Kungsleden)」でこの地に惹かれ、毎年来ている日本人の方がいることも教えてくれた。すごい親切なhostさんに感謝。大きな犬のドリスにも。

トナカイのマーキングだけど、夏の間にしかやらない行事で、日にちが毎年決まっているわけでもないので、見ることができるのはとてもラッキーとのこと。

そういうわけで、昼頃に出発。まずはVistasstuganの方面へ。

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小屋を出て、サーメの村、Alisjávriの近くへ。ただ、村の中を通っては行けないといわれているので、北の斜面を通り、Vistasの谷の方へ。

サーメの村

1km弱谷の方へ歩いたところで、大きな湖BajipCazajávriが見えたので、昼ごはんにすることに。

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風がとんでもなく強いので、岩影でお湯を沸かし、今日はチキンのハーブスープ。これもなかなか。しかし風がすごく強いの、すぐに冷めてしまう・・。

昼ごはん

食べていると、救急車のような音とバイクの音が。こんな山奥でなんだろうと思っているとそのうちにヘリコプターが見え、音はヘリが発していることが分かった。けが人を運ぼうとしているのかと思ってあまり気にしていなかったところ、あまりにも低い場所をいったりきたりしているので、よく見てみると・・・・ヘリの先に集団で動く黒い点を発見!しかも、ものすごい数!

これ、トナカイだ!

トナカイの大群が移動中!

# 上記の写真、オリジナルの大きさでみるとよく分かる!

ヘリとバイクでトナカイを追って集めていたのだ。
こりゃちょっと場所を変え、村の近くでみようと思い、後ろを振り向くと、そこにもトナカイ!近っ!

トナカイ!

さらに、村の方に歩いていくと、次々とトナカイが道を横切って行く。

トナカイ、移動中

トナカイ、移動中

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どのトナカイも、一度こちらを向いて立ち止まり、観察してまた歩き出して去っていった。

さらに、道のままでは小屋に戻ってしまうので、途中から道をはずれ、村の方に適当に向かってみる。完全に自然なので、歩きにくいのだけど、なんとか見渡せる高台へ。

目の前をトナカイが通るかなと思ってみていると、遥か遠くの山の斜面沿いを相当な数のトナカイが赤いヘリとバギーに追われて移動していくのが見えた。

トナカイの大移動!

これもオリジナルサイズでみると、すごいことになっている・・・。

しばらくその様子を観察し、山の向こうにトナカイの群れが消えたあたりで、小屋に戻ることに。

サーメの村の近くを通り、戻る。

サーメの村

かなり小屋に近づいたところでもう一度村の方をみると村の左にあるトナカイ用の囲いの中がすごい状態に・・・。トナカイでいっぱい。しかも、激しい砂煙。

村の囲いの中はトナカイでいっぱい

近づいてみたかったけど、道もわからないし、村には行ってはいけないと聞いていたので、しばらく様子を眺めていると、小屋からこちらに向かってくる人に遭遇。話をきくと、どうやら、村さえ通り抜けなければ、見に行ってもいいとか!しかも、どうせ村も全員総出でマーキングをしているのでだれもいないとか。なにー!今、ここまで戻ってきたばかりでしかも右足の膝が若干痛み出している中、また長い道をあるくのかー・・。しかも間に合うかわからないしなー・・・。と考えながら迷っていると、さらに向かう人に遭遇。今度の人は、「決まった日にちに行われるわけではないので、このタイミングにこの場所にいることはとてもラッキー!32年ぶりに見ることができる!」と興奮していた。

せっかくだから行くか、と思い、無理を承知で行く人の後をつけて行ってみることに。先ほど行った時は村の北を通り、湖に抜ける道しか分からなかったので。

すると、皆、やはり道が分からないので、途中から道なき道を歩き始め、無理矢理、村の北側すぐ脇を横断。我々も急ぎ足でなんとか後をついていく。途中、落として諦めていたカメラのレンズカバーを発見!

岩地を超え、川を渡り、草地をぬけるとそこにはすごい光景が!

遠くから

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囲いの中を大群のトナカイが走りまわっていて、その中でサーメの人々が投げ縄にてトナカイを捕まえようとしている。自分たちの領地に新しく生まれた子供のトナカイの耳に"所有"のマーキング(切り込み?)を入れるため。トナカイは本当の意味でサーメの人たちの財産なので。

これ↓は、子供のトナカイを捕まえた瞬間。

捕まえた!

その後、マーキング。

トナカイの耳にマーキング

しかし、これは正直、とても効率の悪い作業で、大群の中から発見しても、うまく捕まえられる確率は1割ぐらい・・。なので、ついてから2時間後ぐらいに、柵の範囲を狭めて再度チャレンジしていた。

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あとから聞いたのだけど、このトナカイのマーキングは年に6,7回、サーメの人がこのAlisjávriの村に滞在している時にのみ行われ、ヘリを使っての大規模なトナカイ集めは最後の一回、つまり、今回しか行われないらしい。最後のマーキングの行事のあとは、トナカイの群れは南へ、そしてサーメの人々は別の場所へ移動するのだとか。このすごい壮大な大移動、まさに北の地ならでは。

ここには、3時間ぐらいいたのだけど、風も強く、なかなか終わらないので、帰ることに。帰りはサーメの村の近くを通って帰った。(移動の準備が終わり、テントも骨組だけになっている。)

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夜になり、部屋が少し寒かったので、部屋にある暖炉を使ってみることに。薪が既にベッドの下に置いてあったので、白樺の皮に火を付けて薪をくべると乾燥しているからか、あっという間に火がついた。こりゃ暖かいと思い、しばらくつけておいた。

暖炉

この間、奥さんはサウナの女性タイムへ。俺は、17:30-19:00の男性タイムには間に合わなかったので、Mixタイムという20:30-22:00の時間帯にサウナへ。どうせ男性だけだろうとたかをくくっていたところ、皆さん普通にカップルもしくは家族で入ってきたのでびっくり・・。

晩ご飯には、Alesjaureの小屋で売っていたPilsnerKorvにチャレンジ。これは言ってしまえば、ソーセージの缶詰。暖かいお湯でゆっくり温めると食べられるようになるので、キッチンであたため、食べてみたところ、なかなか塩辛いのだけど、塩分を欲していたのか、なかなかおいしかった。あとは乾燥食のボロネーゼ。

夕食

夜になり、昨日にも増して、大雨と強風。今日は小屋にしてよかった。

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コメント(2)

高知県四万十町在住 松井清水 と申します、
この映画35年ほど前に見ました、もう一度見たくてさまよっています。
不躾な質問で恐縮ですがこの映画見る方法はないものでしょうか。

Kungsledenとは?映画情報。 原題:Kungsleden製作国:スウェーデン製作年:1965配給:東和スタッフ監督:Gunnar Hoglund グンナール・ヘグルンド原作:Bosse Gustafson ボッセ・グスタフソン脚色... ...

松井様、

コメントありがとうございます。

私もこちら探しています。Youtubeなどにはトレーラーはあがっているようなのですが、なんせ昔の映画ですので、本編なかなかありませんねー。

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このページは、kuniが2009年7月23日 23:01に書いたブログ記事です。

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