17世紀にフェルマーが「私はこの命題の真に驚く証明を持っているが、余白が狭すぎるのでここに記すことはできない。」という有名な名言を残した最終定理。その難問に取り組む様々な数学者の苦闘、そしてついにワイルズが証明するまでのドラマを描いたノンフィクション。
フェルマーの最終定理を証明する際に、ワイルズが用いた様々な手法の概要を説明してくれているので、素人でも十分に楽しめる本。「谷村=志村予想」がこんなに重要だとはね。
ただ、本の中でも述べられているけど、フェルマーが実際に用いた証明はワイルズとは異なる証明方法であるはずであり、(もしも本当にあるのなら)どのような方法か知りたいものだ。
うちの奥さんが素数が好きな理由や数の魅力が何となくわかった気がする。また、「暗号解読」「ビッグバン宇宙論」など、Simon Singhの他の本も読んでみたくなった。


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