せっかく日本に住んでいるのなら、日本の文化に触れないと損だ!ということで、奥さんが能と狂言のチケットを購入。
今回行ってみたのは初心者にはおすすめと言われている、梅若研能会による「橘香会」。
実に5時間にもわたり、上演される番組は:
能 「砧」梓之出 梅若 万三郎
~休憩15分~
仕舞 「邯 鄲」舞アト 八田 達哉
仕舞 「杜 若」キリ 伊藤 嘉章
仕舞 「鞍馬天狗」 遠田 修
仕舞 「小 督」キリ 梅若 万三晴
狂言 「樋の酒」太郎冠者 野村 万作
仕舞 「放下僧」小歌 梅若 紀長
仕舞 「歌 占」キリ 青木 一郎
仕舞 「夕 顔」 中村 裕
仕舞 「天 鼓」 梅若 修一
~休憩15分~
能 「船弁慶」 加藤 眞
と、能、狂言、仕舞がうまく混ぜられている。
13:00開始ということで、少し早めに能楽堂に到着。
はじめて来たが、なんとも和の趣がある建物。客層の今までに行っていたような演劇とか異なり、和服の方が多く、年齢層も少し高い。
能の舞台もとても面白い形をしている。
そのうちに舞台が始まりあっという間の5時間。
初めての能と狂言、なかなか楽しめた。
能に関しては、「砧」「船弁慶」ともに、哀しい場面よりも、妻の亡霊や平家一門の亡霊があらわれる場面の方が太鼓のリズムや、動きがダイナミックなので面白く感じた。大鼓、小鼓、そして太鼓という和楽器が、「砧」と「船弁慶」では別の奏者だったのだけど、ここまで違うかという様に演奏する人によって全くことなる音になることもわかった。謡の全文を書いた本を持ってきている人もいたので、次回はそれを買おうかと。
狂言は、「樋の酒」という、太郎冠者と次郎冠者の王道作品だったが、さすが重要無形文化財保持者(人間国宝)、野村万作の太郎冠者はすごかった。狂言の方が能よりはわかりやすいという印象。
そして、仕舞に関しては、なんと言っても「鞍馬天狗」が一番よかった。まさに鞍馬天狗そのもののダイナミックな動きだった。
能に関して思うのは(というか、奥さんと話をしたのは)、やはり日本独自の"間の音楽"であること。西洋であれば、音と音の隙間を埋めていこうとするけど、日本の音楽は逆でいかに"間"を生かすかが重要であるということ。これって、そのままCorruptedやsu19bといった日本産のスラッジにも生かされているよなー。





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