旅: 2009年7月アーカイブ

最終日。

疲れがきていたのか、やや寝坊。

昨日のレストランにてビュッフェの朝食。ここからの眺めは最高!

朝

食後、すぐに準備をして、Tourist Centerを出発。

Abisko Turist Center

バスにてKirunaの空港までいくのだけど、すこし時間があったので、電車の駅にも行って見た。

AbiskoTurist駅

電車にて、Malmöからここまで来ることも可能。しかし、↓の時刻表によると、昼の12時にMalmöを出発して、ここに着くのは次の日の14時・・・。ちなみに同僚は数週間後に電車でここまでくるとか。

Malmöから電車では24時間以上・・。

さて、バスにのり、トルネ湖沿いをひた進み、まずはKirunaで一度停車。

冬のときの景色が嘘のように、緑あふれる街になっていた。雪が深く積もっていたあの公園とか、まわりが真っ白だったあの市庁舎とか。

Kiruna

Kiruna

そしてKiruna空港へ。チェックインをしたものの、出発までの50分ぐらい特にすることも無く、空港見学。するといままで気づかなかった、トナカイ遊具を発見。

Kiruna空港

Kiruna - Stokholmのフライトへは後ろの搭乗口から乗り込み、ひたすら寝ていた。

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Stockholm のArlanda空港では待ち時間が2時間ぐらいあったので、ここでも空港見学。

Stockholm Arlanda空港

セキュリティーゲートを出て、別ターミナルの店をのぞいてみたり。
そして、最終目的地、Malmö空港に到着。Kirunaの空港が真っ赤だったのに対して、こちらは黄色。

Malmö空港

Malmö空港はもう、あまり来ることもないかなぁと思い、写真をいっぱい取っておいた。

Malmö空港

Malmö空港

Malmö空港

小規模だけど、Stockholmやスウェーデンの国内移動には便利だし、デザインも綺麗な空港だと思う。

そんな感じで長かった旅もやっと終了!

ただいま!

いやー、楽しめた。ちなみに、夫婦二人とも今回の旅行で痩せた!

今日はこれで終わりと思いきや・・・・。
Sommarscen!

さて、今日で長いようで短かった"王様の散歩道"でのトレッキングも終了。いよいよ山を下り、Abiskoに戻る。残念ではあるが、それは同時にちゃんとした食事と久々のシャワーが待っていると言うことになるので、ある意味嬉しい。

起きてから、朝ご飯にコーヒーとドライフルーツ。そして、テントをしまい、出発の準備。

出発準備完了

今日は12km。

いい感じの標識

まずは、Abiskojavriの湖沿いに歩き、湖を越えたあたりで昼ごはん。川沿いのすごく眺めのいい場所。

今日の昼ごはん

本日で最後の乾燥食。チキンカレー。これは本当においしい。

途中、何度か川で水を汲んだ。川の水は冷たくて本当においしいので、水が汲めそうなところにくると、中身を捨てて新しい水を汲んでいた。

Abiskoに近づくに従い、川の流れも徐々に激しくなる。

流れがだいぶ激しくなってきた

Abiskoの1,2km手前、meditation place を過ぎたあたりの場所で最後のコーヒー休憩。

最後のコーヒー休憩

この景色を見ながらのコーヒーはおいしかったのだけど、蚊がやや多めでちょっと参った・・。

そして、しばらくあるくと、本当に久々の文明、コンクリートの橋が見えた!嬉しい反面、下界に戻った気分。このあたりで、本当に膝がピークに。何しろ、階段を上るのもつらかった。

久々に文明が見えた!

本日の宿、Abisko Tourist Centerはもう、完全に快適なホテル。STFの会員にもなっていたので部屋も割引。

Abisko Turist Center

宿に着き、チェックインをして部屋に入ったとたんに二人ともベッドへダイブ!ここまでの道のりで疲れ果てた・・・。

そのうちに晩御飯の時間になり、レストランへ。

今日のメニューは:
1.前菜ビュッフェ
2.Kiruna産Älg肉のローストビーフ風、ポテトサラダと赤玉ねぎのマーマレード
3・ブルーベリー・パイの自家製ヴァニラソースかけ

前菜ビュッフェ

Älg肉。全然生臭くなくおいしかった!

最強、ブルーベリーパイ

ビュッフェはどれもおいしかったが、パンとチーズがとても美味。Älg肉はまったく生臭さがなく、これもおいしかった。そして、極めつけのブルーベリーパイは、これでもか!と言うぐらいにブルーベリーが入っていて最強の一品。もう一回取りに行こうかと思ってしまった。

あとは、NyckelbryggerierによるKungsledenの名を冠するビール、"Kungsleden"。さすがなのは、STFのマーク入りなこと!びっくり。しかし、Nyckelbryggerier自体は醸造をしていないそうで、どこで醸造したものかは公表していないとか。

Kungsledenビール

そのうち、サウナが終わる時間が近づいてきたので、急いで支払いをすませ、サウナへ直行!なんと、皆、夕食に出払っているからか、サウナを独占状態。なので、何度もサウナに入り、水を浴びを繰り返し、かなり疲れも取れた。なんとなく、膝の調子も少しよくなったっぽい。

暖まったあとには、Tourist Centerとその周りを散策。

Abisko Turist Center

丁度夕日が綺麗な時間(といっても、白夜の季節なので、結構遅い時間)

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Abiskoを代表する景色

裏の川近辺を見たあとは、宿の近くへ。

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Abisko Turist Center

最後には宿内のサーメ様式の部屋にて、北側に沈む(?)夕日をしばらく眺めていた。

サーメ様式の部屋

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部屋に戻った後の久々のシャワーは実に気持ちよく、ぐっすりと眠ることができた。

8:00 過ぎに起きて出発の準備。
このAlesjaureの景色ともお別れ。とても残念だけどしょうがない。

最後にもう一度

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帰りの時点での荷物の重さを調べると、
俺:14kg強 + カメラ
奥さん: 11kg弱
だいぶ減ったもんだ。

出発準備

しかもこの数日間で鍛えられ、必要な筋肉がついたためか、あまり重く感じない。

朝ご飯に蜆スープを食べ、出発。まずはボートを待っている合図。

乗る合図。サーメの旗

10:00のAlesjaure発のボートにてAlisjávri湖を渡り、ボートとお別れ。

ボート

そこからAbiskojaureに向けおおよそ16kmぐらいの道を歩きはじめた。

この道を歩く!

歩き始めてすぐに後ろから犬を連れているおじさんが近づいて来た。賢そうな犬だなぁと思っていると、俺のD700の注目して、いろいろ話が開始。D200を持っているらしく、サーメの方で写真家をしているそうだ。今日はこのまま歩いてAbiskoまでいくとか。30km以上、すごいなぁ。

途中で出会ったサーメ人の写真家とトナカイ犬

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そしてしばらくの間、"雄大"としか表しようのない景色を見ながら歩き、Ribakluoktaの近くの平たい岩が広がっているところで朝食。なんとも贅沢。今日は期待大のChilicornkarn。しかしこちらは普通。あと、Alesjaureの小屋でドライフルーツを買ったのだけど、これがまたおいしい。杏や林檎はもちろん、柿のようなものまで入った袋詰め。歩いている途中に食べると気力がだいぶ回復する。

さらに歩くと別のサーメの村が左手に見えてきたが、こちらはもう移動したあと。テントの骨組みと、トナカイを集める囲いだけが残っている。

また別のサーメの村

このあたりから、昨日から気になっていた膝の痛みが本格的に。道がゴツゴツしているからだろうか。特に段差がつらい。

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突如、後の方からバギーの音が聞こえ振り返ると、サーメの人二人組みがバギーにてトナカイの角をくくりつけ、下に向かって過ぎ去っていった。

トナカイの角を積んだサーメのバギー

行きに見つけた湧き水の場所で一休み。

湧き水スポット

雪解け水の川

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そして、どうにかこうにか歩いて、Abiskojaureの小屋に到着。hostのおばさんには、"Welcome back!"と出迎えられた。さらに、レモネードも準備してあり、これがおいしかったー。

さて、今日はテントでの宿泊。しかし小屋に一番乗りということで、場所は選びたい放題。なので、湖の近くに設置。いやー、地面が平らだ!しかし芝生の下には岩盤がひろがっているようで、ペグを打ちにくかった。

テント設置後、今日も試しに小屋で夕食を1品購入。今日はKöttbullar(ミートボール)の缶詰。

夕食!

テント宿泊者用のキッチンは暗くてやや使いづらく、お湯を床にぶちまけてしまったけど、その後すぐにモップで掃除をして結果的に綺麗になったのでよしとしよう。
夕飯もう一品はラーメン。

晩御飯を食べた後に、裏のビーチへ。
昨日の暖炉で火をつけるテクがStep-upしたこともあり、浜辺で焚き火でもしようかと。実は、大自然の真ん中でのCanp fireは今回の旅行の大きな目標の一つでもあった。

白樺の皮とトイレットペーパーに火をつけ、落ちていた枝で日を大きくしていくと、いい感じの焚き火に。しばし暖を取りながらくつろいだ。

浜辺で焚き火

浜辺で焚き火

梨缶を食べ、コーヒーを淹れのんびり。ついでに、とっておきのウィスキーも。

梨缶とコーヒー

22時過ぎまで火の近くでのんびりしてから寝た。

浜辺で焚き火

朝から風がすごい。

しかし、あまりにもすばらしい景色に圧倒され、さらにサウナも気持ちよかったので、ここにもう一泊することに。昨晩の強風があまりにもつらかったので、今日は小屋に宿泊で。相部屋は落ち着かないなぁと思い、混雑状況を小屋のhostに聞くと、おそらく大丈夫で、なるべく我々だけになるようにしてくれるとのこと。すばらしい!

今晩の小屋

その後いろいろと会話をして、今日はサーメの村でトナカイのマーキングの行事があることを教えてくれた。さらに、Kungsledenが舞台の映画「太陽のかけら(Kungsleden)」でこの地に惹かれ、毎年来ている日本人の方がいることも教えてくれた。すごい親切なhostさんに感謝。大きな犬のドリスにも。

トナカイのマーキングだけど、夏の間にしかやらない行事で、日にちが毎年決まっているわけでもないので、見ることができるのはとてもラッキーとのこと。

そういうわけで、昼頃に出発。まずはVistasstuganの方面へ。

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小屋を出て、サーメの村、Alisjávriの近くへ。ただ、村の中を通っては行けないといわれているので、北の斜面を通り、Vistasの谷の方へ。

サーメの村

1km弱谷の方へ歩いたところで、大きな湖BajipCazajávriが見えたので、昼ごはんにすることに。

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風がとんでもなく強いので、岩影でお湯を沸かし、今日はチキンのハーブスープ。これもなかなか。しかし風がすごく強いの、すぐに冷めてしまう・・。

昼ごはん

食べていると、救急車のような音とバイクの音が。こんな山奥でなんだろうと思っているとそのうちにヘリコプターが見え、音はヘリが発していることが分かった。けが人を運ぼうとしているのかと思ってあまり気にしていなかったところ、あまりにも低い場所をいったりきたりしているので、よく見てみると・・・・ヘリの先に集団で動く黒い点を発見!しかも、ものすごい数!

これ、トナカイだ!

トナカイの大群が移動中!

# 上記の写真、オリジナルの大きさでみるとよく分かる!

ヘリとバイクでトナカイを追って集めていたのだ。
こりゃちょっと場所を変え、村の近くでみようと思い、後ろを振り向くと、そこにもトナカイ!近っ!

トナカイ!

さらに、村の方に歩いていくと、次々とトナカイが道を横切って行く。

トナカイ、移動中

トナカイ、移動中

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どのトナカイも、一度こちらを向いて立ち止まり、観察してまた歩き出して去っていった。

さらに、道のままでは小屋に戻ってしまうので、途中から道をはずれ、村の方に適当に向かってみる。完全に自然なので、歩きにくいのだけど、なんとか見渡せる高台へ。

目の前をトナカイが通るかなと思ってみていると、遥か遠くの山の斜面沿いを相当な数のトナカイが赤いヘリとバギーに追われて移動していくのが見えた。

トナカイの大移動!

これもオリジナルサイズでみると、すごいことになっている・・・。

しばらくその様子を観察し、山の向こうにトナカイの群れが消えたあたりで、小屋に戻ることに。

サーメの村の近くを通り、戻る。

サーメの村

かなり小屋に近づいたところでもう一度村の方をみると村の左にあるトナカイ用の囲いの中がすごい状態に・・・。トナカイでいっぱい。しかも、激しい砂煙。

村の囲いの中はトナカイでいっぱい

近づいてみたかったけど、道もわからないし、村には行ってはいけないと聞いていたので、しばらく様子を眺めていると、小屋からこちらに向かってくる人に遭遇。話をきくと、どうやら、村さえ通り抜けなければ、見に行ってもいいとか!しかも、どうせ村も全員総出でマーキングをしているのでだれもいないとか。なにー!今、ここまで戻ってきたばかりでしかも右足の膝が若干痛み出している中、また長い道をあるくのかー・・。しかも間に合うかわからないしなー・・・。と考えながら迷っていると、さらに向かう人に遭遇。今度の人は、「決まった日にちに行われるわけではないので、このタイミングにこの場所にいることはとてもラッキー!32年ぶりに見ることができる!」と興奮していた。

せっかくだから行くか、と思い、無理を承知で行く人の後をつけて行ってみることに。先ほど行った時は村の北を通り、湖に抜ける道しか分からなかったので。

すると、皆、やはり道が分からないので、途中から道なき道を歩き始め、無理矢理、村の北側すぐ脇を横断。我々も急ぎ足でなんとか後をついていく。途中、落として諦めていたカメラのレンズカバーを発見!

岩地を超え、川を渡り、草地をぬけるとそこにはすごい光景が!

遠くから

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囲いの中を大群のトナカイが走りまわっていて、その中でサーメの人々が投げ縄にてトナカイを捕まえようとしている。自分たちの領地に新しく生まれた子供のトナカイの耳に"所有"のマーキング(切り込み?)を入れるため。トナカイは本当の意味でサーメの人たちの財産なので。

これ↓は、子供のトナカイを捕まえた瞬間。

捕まえた!

その後、マーキング。

トナカイの耳にマーキング

しかし、これは正直、とても効率の悪い作業で、大群の中から発見しても、うまく捕まえられる確率は1割ぐらい・・。なので、ついてから2時間後ぐらいに、柵の範囲を狭めて再度チャレンジしていた。

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あとから聞いたのだけど、このトナカイのマーキングは年に6,7回、サーメの人がこのAlisjávriの村に滞在している時にのみ行われ、ヘリを使っての大規模なトナカイ集めは最後の一回、つまり、今回しか行われないらしい。最後のマーキングの行事のあとは、トナカイの群れは南へ、そしてサーメの人々は別の場所へ移動するのだとか。このすごい壮大な大移動、まさに北の地ならでは。

ここには、3時間ぐらいいたのだけど、風も強く、なかなか終わらないので、帰ることに。帰りはサーメの村の近くを通って帰った。(移動の準備が終わり、テントも骨組だけになっている。)

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夜になり、部屋が少し寒かったので、部屋にある暖炉を使ってみることに。薪が既にベッドの下に置いてあったので、白樺の皮に火を付けて薪をくべると乾燥しているからか、あっという間に火がついた。こりゃ暖かいと思い、しばらくつけておいた。

暖炉

この間、奥さんはサウナの女性タイムへ。俺は、17:30-19:00の男性タイムには間に合わなかったので、Mixタイムという20:30-22:00の時間帯にサウナへ。どうせ男性だけだろうとたかをくくっていたところ、皆さん普通にカップルもしくは家族で入ってきたのでびっくり・・。

晩ご飯には、Alesjaureの小屋で売っていたPilsnerKorvにチャレンジ。これは言ってしまえば、ソーセージの缶詰。暖かいお湯でゆっくり温めると食べられるようになるので、キッチンであたため、食べてみたところ、なかなか塩辛いのだけど、塩分を欲していたのか、なかなかおいしかった。あとは乾燥食のボロネーゼ。

夕食

夜になり、昨日にも増して、大雨と強風。今日は小屋にしてよかった。

朝7時に起きるつもりが、眠りが浅かったためか、8:00に。しかし、今日は昨日よりも長い距離なので、頑張って起きてしたくを開始。

パッキングをして、シャツを変え、受付にある売店に少しより、気合を入れて出発。朝ご飯は軽くしじみ味噌汁。

二人の荷物

目的地のAlesjaureまでは20km。しかし、最後の湖のところはボートでも渡ることができるので、実際のところは16kmぐらいと思われる。

Abiskojaureの宿を出てすぐに、蚊の多い地帯に。来る前から蚊は多いと聞いていたので、蚊避けの塗り薬をつけ、林の中をひた進む。そのうちに、林を抜け、見通しのいい景色に。

雪解け水の滝

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朝ご飯をちゃんと食べずに出発したためか、11時語呂にはお腹が好き、蚊が比較的少ない、焚き火跡のある場所で食事をすることに。本日の昼ごはんは、期待大!のチキンカレー。これも乾燥食なので、お湯沸かし、袋に注いで5分待ってから食べる。すると、これもなかなかいけている。

あと、デザートにはMalmö chokladfabrikの1888 Master Blend 70% を。トレッキング中の糖分は本当に美味。

吊橋

橋を渡り、しばらくすると急激なのぼり道に。左手には川が流れていて、川の音と風の音しか聞こえない場所。

出発した湖があんなに遠くに

不思議な骨と毛皮がおいてあった。

何の骨と毛皮?

登りきったところで、第2の"Meditation Spot"があった。

Meditation Spot

先に進むと、道はどんどんゴツゴツとした石の多い道になり歩きにくい。そんな中、突如でてきた湧き水スポットはとても嬉しかった。汲んだ水はすごーく冷たく、澄んでいておいしかった。

さらに歯を食いしばり進むと、今度は荒涼とした景色に。

荒涼とした大地

どこまで続く?

そこを抜けると、Ahpparjavri湖が見え、周りの景色が一気に開け、雄大な景色に。

とにかく雄大

湖と山々が織り成す景観と、どこまでも人工物のないこの景色。自分達の前後にも人はほとんどいない。まさに自然の中に取り残された感覚。こんな景色の中を歩けるとは!重い荷物を背負ってきた価値はある。

道沿いの高台でご飯を食べている人もいた。ここはいい場所だな。

このあたり、道に沿って湖が広がるので、しばらく水際を進む。この景色、写真ではとらえきれない!

とにかく雄大

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途中、休憩してココアを飲んだ。

ココア&チーズで休憩

小屋

そして、蚊の多いエリアを少し歩くと。サーメのテントが見え、そこがボート乗り場だった。ここに来る途中にいくつかボートの時間(とそこからボートなり場まであと何キロか)の看板があったので、17:30の便を目指して歩いてみた。

ボートに乗りたい人はサーメの旗が柱に括ってあるので、それを見えるように掲げろとのことなので、それをやった。17:30の便まで1時間弱あったので、待っている間にお湯を沸かしてコーヒータイム。

ボート待ち合図にのサーメの旗を掲げる

時間が近づくと、他にもボートに乗る組が到着。しかし、いつまでたってもそれらしきモノは現れず。17:30直前になり、彼方に小さなボートのようなものがやっと見えた。サーメの人が運営しているサービスで夏の間しかやっていないみたいだ。

さて、ボートに乗り込み、早速出発。途中、運転手の人が住んでいるサーメの村も見えた。そして、20分ほどで、Alesjaureに到着。ボートから降りて、一人あたり200SEKの代金を支払う。

ボートの前に階段を上り、Alesjaureの山小屋方面に行くと、まずいきなりサウナの小屋が出現!この自然の中でサウナ!さらに、サウナの中から裸の男性登場。一気に階段を駆け下り川の中へ!コレを見た瞬間、後で絶対これやろうと誓った(笑)。

サウナ(そして右下に裸で川に飛び込む人)
(右端の川近辺)

そして、受付の小屋までのぼりきったところで、この景色!
すごすぎる!なんだろうこれは!重い荷物で合計32km歩いた甲斐があった!
完全に自然のど真ん中!

ほんと、なんだろう、この景色!

この景色!なんだこれ!

スイスのハイキングもすごかったけど、スイスでは、「おおー!あんな下の方に村が見える!」という感想で、自然と文明が共存している感覚があった。しかし、ここは自然そのもの。

17:30のボートに乗り、小屋に着いた時間は18:00前。ボート乗り場には16:30ぐらいに着いていたことを考えると、休憩時間を入れて、歩きだけでおおよそ6-7時間かかったことになる。ガイド本によると、ボートに乗った部分もいれて平均で6-7時間で到着するらしいので、やっぱりペースが遅いなぁ。

受付に行き、今日はテント宿泊の旨をつげ、設置開始。眺めのよい場所で決定!

ここでサウナの時間に気づいた。男性タイムは19:30までで気づいた時には18:30だったので、急いで設置し、走ってサウナへ。

見晴らしのいい丘の上にあるサウナはまさに極楽そのもの!そして、暑くなったあとは、裸で川へ駆け下り水に浸る!
男性時間ギリギリで、すでに女性陣が待機していたので、急いで小屋に戻り、サウナ終了。体が温まり疲れも取れた気がする。

そして、夕食。小屋のキッチンを借りて、今日はラーメンとポテトの入った乾燥食。

alesjaure受付

あと、Alesjaureのトイレに行ってびっくり。ここのはまったく臭くない。匂いが抜けるように煙突のようなものが付いているからだろうか?Abiskojaureのが結構臭かったので、これはうれしかった。

STFの旗

DSC_7951

そして、テントに戻り、寝る準備。ところがここで問題発生!

いざ寝て見ると、設置した地面が斜めなことがわかった。寝袋とマットレスはすべりやすいので、寝ているとズレ落ちてしまう!つまり安定した状態で寝ることができない!

どうしようか悩んでいるうちに、雨がぽつぽつと降り出し、風がかなり強くなってきた。荷物をいれてしまったので、テントの場所を大きく移動することはできない。あと雨なので、外に出るのもちょっと嫌。しかしこのままでは落ち着いて眠れない・・・。

しょうがないので外にでて、若干の位置修正。時期的に夜中でも充分に明るいので、これが可能だった。なんとか位置を修正して少しはよくなったものの、変に体に力がかかり、結局熟睡できず。

風も相当強く、テントが飛ばされるかと一瞬思った。

スウェーデンに住んでいて、アウトドアに興味があるならば、一度は行っておきたい場所、それはKundsleden(クングスレーデン)、つまり"王様の散歩道"と呼ばれている全長450kmのトレッキングコース。ここを全て行くのは無理としても、せめて雰囲気はつかみたいと思い、陽が長い夏を利用すべく今回の旅行を計画した。

同時に、席がすぐ近くの同僚で一度Abisko-Kebnekaiseを体験した人がいるので、その人にアドバイスをもらえるという事実も、今回の旅行を決断するに理由のひとつとして大きい。

できれば我々もAbisko-Kebnekaiseルートで行きたかったのだけど、時間とあとは初の本格トレッキングということで、様子見な気持ちでAbisko-Alesjaureの往復というルートにした。

出発時点でのバックパックの重さは、俺が14.4kg(+2kg弱のカメラ)、奥さん12.0kg(+カメラ)となかなかの重さ。

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さて、今回の旅行は、9時過ぎのMalmö空港発の飛行機に乗って、Stockholm経由にてKiruna という行き方。

Malmö空港では、唯一のスウェーデン産のウィスキー、MackmyraSpecial1とSpecial2を発見!しかし、荷物増やせないし、そもそもEU外向けなので買えず・・・。穴場なのかも、ここ。

Malmö空港にて

StockholmのArlanda空港では例のごとくMaxバーガーで昼ごはん。

StockholmからKirunaへ行くフライトでは隣のKiruna出身の青年からいろいろとAbiskoの事情を教えてもらった。

Kirunaの空港は実は3回目(1回目2回目)。冬に来たときの一面真っ白な世界とはことなり、一面緑!

空港からは、Narvik行きのバスにのり、おおよそ2時間。

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Kirunaの街を離れると、周りは完全に自然となる。Abisko Tourist Centerにてバスを下車。ここがKungsledenへの開始地点となる。

ツーリストセンターでガスを買い、いざ出発。少しあるくと、Kungsledenの入り口の門に到着。この時16:30ぐらい。今日の宿泊地にたどり着くまでは12kmを歩く必要がある。

Kungsledenの入り口

まず入り口をくぐり歩き始め、いきなり予想外の重さに戸惑う。家で計ったバックパックの重さは14.4kg。しかし、これに1リットルの水とおおよそ500gのガス、さらに、すごーく重いNIKON D700が加わり、最終的には18kg近い・・・。食料が多すぎたか?と少し後悔。しかしどうしようもないのでとにかく前に進む。歩きはじめると、すぐに右手に川が広がる。

川沿いを歩く

水が本当に綺麗なので、ここで水を補給。

林の中へ。

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そして、しばらく進むと、MeditationSpotという怪しい名前のとても景色のいい場所に到着。

Meditation Point

ベリー

さらに、川沿いに森の中を進み、吊橋を2つ越え、湿原のような場所へ。

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吊橋

Absiko Tourist CenterでKEXチョコを買って歩きながら食べたのだけど、これがいい糖分補給になった。

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このあたりから小さい羽虫を大量に見るようになった。場所によっては柱のごとく密集しているところも。さらにすすむと、シェルターのような建物が多くあるところに。

シェルター

そこをすぎると湖沿いにやっと出た。

湖岸を少し歩き進むが、19:00を過ぎていたので、湖岸の岩場の上で夕食を食べることに。ガスでお湯を沸かし、持ってきた乾燥食を食べることに。記念すべき第一食はボロネーゼ。乾燥食を食べるのははじめてだったけど、これが思いの他おいしかった。

夕食後、また歩きはじめ、少しすると今晩宿泊予定の山小屋、Abiskojaureが見えてきた。

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Abiskojaureはこっち

吊橋をわたり、小屋に到着。

Abiskojaure前の吊橋

Abiskojaure前の吊橋

この時点で21:30。ご飯休憩で30分かかったとして、実際に歩くのにかかった時間は4時間半。ガイドなどでは通常3-4時間と書かれているので、はやりペースとしては遅い。しかし、この重さの荷物ではしょうがないか・・・。

Abiskojaureに到着

早速受け付けに向かうと、小屋のhostのフレンドリーなおばさんが歓迎してくれた。今日は初日なので、小屋の中で宿泊する旨をつげると、いろいろな器具の使い方は洗濯場所などを教えてくれた。着いたの遅いということもあり、われわれはデンマーク人の家族と相部屋、しかも、先に寝ているとのこと。

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小屋の中の共同スペース

しょうがないので、共用スペースで荷物をアンパックし、必要なものを出し、寝る準備。一応ベッドはあるけど、シーツを持ってきていないので、ベッドの上で寝袋で寝る。

部屋に入る前にお湯を沸かして珈琲を飲み、就寝。肩がすでにかなりボロボロで疲れていたのだけど、眠りは浅かった。

以前から、Turist向けのinfoなどで紹介されていたSkånes Djurpark。Nordic、つまり北欧に住む動物に特化した動物園。同僚が最近ここに故度を連れて行き、「子供の頃にいったけど、改めて行って見て、子供の頃の思いでよりもいい場所だった。」と言う微妙な発言をしていたので、気になっていて、やっと行くことができた。

場所はHöörという、まったくもって正しく発音ができそうにない街のすぐ近く。家からは1時間弱。家を出る頃は曇りだったのだけど、Höörに近づくにつれて、雨に。せっかくなので、Höörの中心も少し見学し、そして、動物園へ。

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こちら、入場料は200SEKと少し高めに感じられるけど、これがパスになっていて何回でも入れるのでお得かも。ゲートの側には子供用の遊び場が。ここで、古いVolvoの赤いトラクターを発見!3倍速く刈り入れるのか?と思いながら記念写真を。

さて、中に入るとまずは鹿ゾーン。このあたりは予想していたので。

で、いきなりバイソン!これはでかかったー!群れで移動。

Bison

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そして、再度別の種の鹿や毛長牛(これは寝ていた)、鷲などを見ながらすすむと、個人的にはここのメインかと思っているälgゾーンに!(älkは英語のelkと訳されることが多いけど、正確にはMooseの一種でNordicのMooseかと思う。)

ただ、6頭すべて座っているので、立たないかなーと思ってまっていたところ、立った!しかもデカイ!座っていたときに比べると、はるかに大きく感じる!そして、スウェーデン人もやっぱりälk大好きで、大勢の人が集まっていた。

Älg

Älg

このあたり気づくと、周りは一面森。日本の動物園とは異なり、森を切り開いて、その中を区分けし動物を放していると言う感覚に近い。しかも、一区画の大きさが大きいので、割とゆったりと動物も生活している雰囲気を感じた。旭山動物園とかもこんな感じなのだろうか?

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羊のゾーンを過ぎ、次は梟。

フクロウ

実は梟、本物を見るのは初めて。他の動物園にもいるのだけど、たいてい巣の中にいたり、あまりちゃんと見たことがなかった。さすが森の賢者。

続いて、猪、アライグマ、ヤマネコ、オオヤマネコ、梟(再び)。

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フクロウ

そして、熊。こちらも、かなり広いゾーンで飼われていた。

クマ

続いて狼のゾーン。ここは、一番広いエリアで、なおかつ人間はエリアの途中まで伸びる建物に行き、そこから見下ろすことができる。でも、本当に森そのままのエリアなので、人間が檻に入っている気分になる。骨もいっぱい散乱している・・・。

オオカミ

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続いて見つけた走るスピードランキングの図。JETPAKっていう宅配の宣伝なのだけど、それはいいとして、ウサギが一番速いのが意外!さらに、ハリネズミが蛇に続いて遅いというのも意外!

一番走るのが速いのは?

鶴、狸(これも狭いエリアだったけど、野生に近い環境だった)、カワウソなどをみてから、羊のエリアにいくと、中にある池になにやら動くものが・・・。なんと、オットセイが羊エリアの池に。しかも、かなり元気で遊びまくっている。

オットセイ

しばらく、ここで時間をつぶし、歩いていくと、馬や牛など、普段から良く見かける風景に近いエリアに到着。

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ついでに爬虫類館もみて、全部見終わったところで時計をみると17:00!閉館の時間。実に4時間もいたことになる。まあ、楽しかったものなぁ。自然の中に動物がいる雰囲気がとてもよかった。また、各動物の解説を読んでいて、すごく驚いたのが、多くの動物が野生の種としては一度絶滅しており、動物園に残っていた種を繁殖させて現在に至るパターンが多いということ。これにはびっくりした。

動物園をあとにし、帰る途中で行きに気になっていたSlottによって見ることに。Slott Kyrkaというサインがあったので、教会と城なのか?!と不思議に思いつつゴルフコースの間を進むと、これまた綺麗な白い建物が。

まず手前の建物の中に入るとそこは教会。小さいけど、厳かで豪華。

そして、その隣にいくと、そこは城への入り口で有料。せっかくなので、と中に入るとこれまたすごい。

Bosjökloster城

庭園もすごいが、中庭もまた、ゲームの世界に出てきそうな雰囲気。現在は誰かが住んでいるようだけど、庭の端にはカフェもあり、さらに、そこから湖際まで行くことも可能。カフェにて休憩。

バラが綺麗な庭園

Bosjökloster城

湖際の先端には特等席が。

Bosjökloster城

さらに、良く整えられたバラの庭園を通り抜けていくと、なぜかDjurparkの看板が。さらに進むとなぜかアルパカのような動物が・・・。なぜスウェーデンの城にアルパカ・・・・?

城の敷地の中の動物園

Bosjökloster城

とにかく綺麗な城で、広い敷地内にはさまざまなものがあり、楽しめた。

ちなみに、ここの城、当時は湖に浮かぶ島に建っていたとか。それが現在はふつうに陸地とつながっている。

最終日。

今日は、やや北側の街中をぶらぶら。とりあえず、Angelへ。

着いた時間はマーケットなどの店が開くには少し早かったので、イタリアンの店でパニーニ。適当に入った店だったのだけど、予想外においしかった。サン・ドライ・トマトが最高。

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そして、UpperStreetを北へ、面白い店をいくつかみつつ。途中、Islington Farmer's Marketを発見。寄り道。新鮮な苺とラズベリーとチェリーにかなり魅かれたけど、最終日なので、断念。よく考えると、食べながら散歩すればよかったのだけど。

Farmer's Market

Farmer's Market

そして、あまりにも天気がいいので、2階建てバスにのり、HydeParkへ。

こちらはすごい人が多く、皆ピクニックやら、デッキチェアで日光浴やら。

HydePark

HydePark

我々もしばしここで休憩。暑すぎず、涼しすぎず、とてもよい気候。

そのうちに帰る時間になったので、OxfordCircusまで歩き、空港へ。ちょっとした事情により、奥さんとは別フライト。しかも俺はBAということで、ターミナルも別。そして案の定、BAは遅延・・・・。

コペンに戻ったのは22時過ぎ。

出張で1人では何度も行っていたロンドン、二人で行くと、行く場所も変わるので、面白かった。美術館めぐりもいいものだ。

朝から快晴。

今日はまずは、Oxford Circus近くのCarnaby Streetにある服屋、howiesへ。ここは以前ちょっと暇が会ったときに来て、それ以来目を漬けていた場所。目当てのシャツがセールになっていたので早速購入。買い物上手!

そして、歩いてPiccadilly Circusへ。途中、FishWorksにより、晩ご飯の予約。このあたりで、相当頭痛がしてきて気分が歩くなったので、EAT.に入り休憩&朝ご飯&薬。

そのまま歩いてトラファルガーの方に向かい、Hungerford橋を渡り、London Eyeへ!

1999年末にできた巨大観覧車。観覧車というよりも、ゴンドラを巨大な輪っかにつけたようなもので、一個一個のゴンドラ(カプセル)には、28人も乗ることができるらしい。

The London Eye

あいにくの小雨だったけど、巨大観覧車からみるロンドンの街はよかった。

London Eyeから

London Eyeから

London Eyeから

古い建物も残っているのだけれど、どこか東京的。多分、ロンドンの中心部には赤レンガの建物(屋根)があまり目立たないからだろうか?

その後近くのマーケットへ。ここではFarmer's Marketが開催中。どの店もおいしそうだったのだけど、いろいろな事情により、酒は飲めないので、食に。すると、おいしそうな匂いの漂う屋台発見。Mushroom Tableというキノコに特化した店。ここで、オイスターマッシュルームなど数種のキノコとチーズのサンドウィッチを食べたがウマかったー!ヘルシー。

キノコとチーズのサンド

さて、そのまま川沿いを歩いて、Tate Modern美術館へ。ロンドンの美術館は基本無料なのがいい。もちろん、donationとかはあるけど、それも気分しだいで強制ではないので。

Tate Modern

Tate Modern

元発電所を改築した美術館はとても開放感があふれている。丁度、「No Ghost Just A Shell」という、"攻殻機動隊 Ghost In The Shell"にインスパイアされた展示が行われていた。
あとは、ミュージアムショップなども見学。

すごく暗いのだけど、なんとなくすごくロンドンらしい1枚。

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ロンドンは様々な建物・風景がそのままでHDR写真に見える。

Tate Modernを終え、Millenium Bridgeへ。この橋も独特の建築物。歴史を感じる建物の前に近代的なデザインの橋。

Tate Modern

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次に、ちょっと地下鉄にのり、オーガニック食品などを扱っている店、「Daylesford Organic」へ行き、ここでちょっと休憩。カフェ&スコーン。スコーンがすごくおいしかった!でも、店員さんは新人研修中なのか、いまいち。

さて、そこからPiccadilly Circusにもどり、晩御飯はFish Works。

ここぞとばかりに、牡蠣と魚介を頼みまくり。

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もう当分甲殻類はいいや。

そして、夜の街をぶらぶらと散歩しながらホテルへ。

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