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MGSの小説の作者による、戦争ベースのSF。
MGS的な戦争が商業化世界、「1984」的な管理された社会、そして、まさに直前に読んだ「唯脳論」的な精神と脳。
34歳という若さで他界した若き才能による、"虐殺の種"に関する話。
「ハーモニー」も読みたくなった。

ユダヤ警官同盟〈上〉 (新潮文庫)
マイケル シェイボン
新潮社
ユダヤ警官同盟〈下〉 (新潮文庫)
マイケル シェイボン
新潮社

まったくこの著者のことは知らなかったのだけど、ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞の"トリプルクラウン"達成の小説でしかもコーエン兄弟による映画化が決定されているということで、よんで見ることに。

Fictionの部分はあるとはいえ、ユダヤの文化の勉強にとてもなる小説。個人的には、翻訳の語調にいまいちなじめず苦労した。

なるほど、そこでチェスが絡んでくるか、と。

確かに映画化したら栄えるシーンが多いので、観てみたい。

前巷説百物語 (角川文庫)
京極 夏彦
角川書店(角川グループパブリッシング)


百物語シリーズの第四弾。

今回は百物語が始まる前、"御行の又市"になる前の話。どのようないきさつで又市は双六売りから御行になったのか。

でも、結局行方が知れない久瀬と"旧鼠"の裏に潜むものは、いずれ登場するのか?!

これも名作。楽しめた。

"推理小説史上の大傑作"と言われる中井英夫の「虚無への供物」。
連続する密室殺人事件。様々な推理が次々と展開される中の真実とは・・・。
まさに「反推理小説」、こういうことか。

舞台が三宿、三茶、太子堂ということもあり、楽しみながら読めた。



1984年、William Gibsonによる超古典SFサイバー・パンクの名作!
まさに、「攻殻機動隊」と「アキラ」の原点。
(でもこの文章からそれをあのレベルまで映像化するのはすごい。)

某ゲームの父、KK氏が影響を受け、いずれジャック・インする世界がくると言っていたのも納得。本当におもしろかった。

青山で仕事をしていた当時に、勧められ、本を買って読んでみたのだけど、そのサイバー・パンク独特の文体(翻訳のし方?)に挫折。これは読むことはないかなと思っていたけど、最近のSFマイ・ブームに乗じて再度チャレンジして読んでみたところ、かなりすんなり読め、本当に楽しめた。ポイントは攻殻のダイブ時の映像を頭に入れながら読むことかな(故に小説から、あの映像にたどりついたのは本当にすごい!)。

どうやら、2011にJoseph Kahnによる映画化が予定されているようだけど、どうなることか。どこかのサイトのコメントでみたけど、JMとマトリクスで映像化されているので、それで充分という気持ちもわかる。

続編のCount Zeroも読まないと・・・。

そして、"そのあとはザイオン・ダブの長い律動"・・・・。

先日の出張前に買っておいたところ、実は奥さんも同じものを購入していたというSF名作。舞台設定、ストーリー、謎解き、どれをとっても完璧なSF大名作!
本当に面白かったー!

今年のベスト10入り確実な名作。

最後の最後まで飽きさせず、ラスト1行まで素晴らしい。

そういえば、Zガンダムの映画版のサブタイトルが「星を継ぐもの」だった。

先日読んだ「フェルマーの最終定理」の著者による、さまざまな暗号の話。

ロゼッタストーンなどの考古学、エニグマなどの戦争中の暗号装置、そして、現代のRSAとPGPまで網羅するので、読んでいてとても面白い。PGPやRSAの仕組みを改めて知ることができたし、暗号作成者と暗号解読者のすさまじき戦いの歴史も、奥が深い。

量子暗号のあたりも、あまりにも別世界で新鮮だった。

巻末の暗号問題10問をいち早く解いたのがスウェーデン人というのにはびっくり。

 

魔王 (講談社文庫)
魔王 (講談社文庫)
posted with amazlet at 09.12.06
伊坂 幸太郎
講談社

わりと好きな伊坂 幸太郎の小説。兄をテーマにした「魔王」と弟をテーマにした5年後の「呼吸」。

伊坂 幸太郎の小説にしては珍しく(?)明かされない仕掛けがいっぱい。それゆえに、個人的にはいまいち楽しめなかったのかも。この続編が読みたい。

わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)
カズオ・イシグロ
早川書房

個人的に3冊目のカズオ・イシグロ。
予想外なSF的な話で少し驚いた。

読み始めた当初はなんのことかわからなかった「提供者」と「介護者」。次第に、丁寧な口調で描かれる子供の視点での人間関係。そして、「提供者」の正体とその行方。
科学の進歩の影に生まれた子供たちの現実。読んでいて結構つらくなる。

やっぱり「日の名残り」の方が好きかなぁ。

2005年度英国ブッカー賞、最終候補作品。

夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))
ロバート・A・ハインライン
早川書房

「今日の早川さん」の影響もあるのか、最近はまっているハヤカワ文庫のSF。これは奥さんのおすすめ。

実際によんでみたところ、朝の通勤から読み始め、仕事が終わって家に戻ってからも止まらず、最後まで読んでしまった。かなりの傑作。特に後半はとまらない。

以前に読んだ「マイナス・ゼロ」と若干かぶるタイムトラベルの話。冷凍冬眠との組み合わせが新鮮。

奥さん曰く、これを読むと、猫をかった時の名前が決まるというが、まさにその通り。

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