本: 2007年1月アーカイブ

ラッシュライフ
ラッシュライフ
posted with amazlet on 07.01.20
伊坂 幸太郎
新潮社


「泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。幕間には歩くバラバラ死体登場―。並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来。不思議な人物、機知に富む会話、先の読めない展開。巧緻な騙し絵のごとき現代の寓話の幕が、今あがる。 」


飛行機の中で読み終えた。
「重力ピエロ」に比べると、面白かった。「アヒルと鴨のコインロッカー 」のように複数の話が徐々に関係を見せながら同時進行するのは伊坂幸太郎ならでは。でも、もうちょっと深みがあってもいい気がした。

重力ピエロ
重力ピエロ
posted with amazlet on 07.01.19
伊坂 幸太郎
新潮社


「連続放火事件の現場に残された謎のグラフィティアート。無意味な言葉の羅列に見える落書きは、一体何を意味するのか?キーワードは、放火と落書きと遺伝子のルール。とある兄弟の物語。」

行きの飛行機で読んだ本。伊坂幸太郎は他にも読んだことがあったので、割と好きだったのだが、これはだめだった。テーマがちょっと重いのと、なんとなく謎が早い段階でわかってしまったからかも。新潮文庫のおすすめTOP10の第3位だったけど、そこまでではないかな、と。

「君だってカラマーゾフなんだぜ」というカラマーゾフの兄弟のセリフが出てきたときは、ちょうど読んだばかりだったので、ちょっとうれしかったけど。

皇国の守護者 1 (1)
皇国の守護者 1 (1)
posted with amazlet on 07.01.14
佐藤 大輔 伊藤 悠
集英社

最近、某人のブログで知ったコミック。
佐藤大輔という人のノベルが原作らしいが、内容をちょっと立ち読みして、これは、「絵がないとわからんぞ」と思い、購入。戦争系の話で、日本に似た国にロシアのような国が攻めてくると言うストーリーから始まるが、小隊にはサーベルタイガーがいたり、竜がいたり、術者がいたりと、ファンタシーの要素もはいっていて、なかなか面白い。

ベルセルク程エグくはないし、内容も読み応えがあるので、はまりそう。

オフィシャルサイト

プラネタリウムのふたご
いしい しんじ
講談社
だまされる才覚がひとにないと、この世はかさっかさの世界になってしまう。ーー星の見えない村のプラネタリウムで拾われ、彗星にちなんで名付けられたふたご。ひとりは手品師に、ひとりは星の語り部になった。おのおのの運命に従い彼らが果たした役割とは? こころの救済と絶望を巧まず描いた長編小説。

俺にとって、「ぶらんこのり」、「麦ふみクーツェ」に続く3冊目のいしいしんじ
読んでいる中では、他の作家さんとはあきらかに違う世界を持っている人だなぁという気がします。

児童文学とまではいかないんだけど、子供の頃に読んだ本の世界。でも、大人にならないとわからない気持ちとかせつなさが、すごくやさしく描かれている。いしいしんじの本はやっぱり面白いなぁー、と。

個人的には、物語は「麦ふみクーツェ」の方が好きだったけど、登場人物はこっちの方が勝っているかも。

深夜特急〈1〉香港・マカオ
沢木 耕太郎
新潮社

割と王道と思いつつも、読んでみた。

若いときに経験したかったなーという、バックパック旅行のエッセイ。
なかなか、いろいろな国の特徴をうまく描いているのでおもしろかった。

でも今の歳からではこのマネはできないなー。

文庫版 陰摩羅鬼の瑕
文庫版 陰摩羅鬼の瑕
posted with amazlet on 07.01.02
京極 夏彦
講談社

京極夏彦の中では、以外にシンプルな話。関口も途中でなぞが解けているように、わりとわかりやすい。閉鎖された空間ということもあり、事件は1つだし、登場人物も少ない。珍しく京極堂の解説をまたずに、内容を理解。わりと読みやすかった。

死とは、なんぞや。

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