本: 2008年10月アーカイブ

プチ哲学 (中公文庫)
プチ哲学 (中公文庫)
posted with amazlet at 08.10.29
佐藤 雅彦
中央公論新社
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ピタゴラスイッチ、I.Qの佐藤雅彦氏の本。
ピタゴラ好きだったし、lyo氏がいろいろと書いていたので、ちょっと本をば、と思い購入。
なかなか面白かった。シンプルに、「いろんな見方で考えて見よう。」「考えてみると楽しいかも」というメッセージが簡単な例とともに記載されていて、面白く読めた。

「自分の時間」で人生を送れるよう、頑張ろうっと。

DS文学全集。

SF作家、夢枕獏による坂口安吾の「桜の森の満開の下」へのオマージュ。

「桜の森の満開の下」の不思議な退廃的な世界観はすごく好きで、どう仕上がるのかと思ってこれをよんだけど、別の角度から攻めている感じ。これはこれで好きだが、坂口安吾にはおよばず。ついつい、「桜の森の満開の下」もまた読んでしまった。

DS文学全集。

葉山嘉樹の「セメント樽の中の手紙」へのオマージュ。

「慟哭」で有名な貫井徳郎による、いわゆる、"その後"の物語。
「セメント樽の中の手紙」の不気味さや世界観を残しつつも、残念ながら今一歩というところ。

DS文学全集。

狸を中心とした憑き物の話。
なんとも淡々と恐ろしい話が語られる。

DS文学全集。

盗人の話と思いきや、あたたかーい気持ちにさせてくれる話。
"正直"が重要(なにをいまさら、だけど)。
かしら、偉い。

「村というものは、心のよい人々が住まねばならぬということにもなるのであります。」

DS文学全集。

ダウンロードタイトルで、宮部みゆきによる、新美南吉の「手袋を買いに」へのオマージュ。
その後の、孫の代の話。短編だけど、とても心温まるいい話。

このあと、ついつい、新美南吉の「手袋を買いに」と「ごん狐」を読みなおしてしまった。

「吉松のまっこ、お山を知らね。迷うよ。しるしつけてやるから、まっすぐ帰んな。」

DS文学全集。

「ドグラ・マグラ」ほどの不思議さは無いまでも、夢野久作のテイスト全開な不思議な短編。
この時代に"ルル""ミミ"ってネーミングのセンスもすごい。

次は「少女地獄」かな。

DS文学全集。

文明開化で職を失いそうになりながらも、望まれている変化は受け入れなければいけない、と気づき、きっぱりとしたけじめをつける姿が、なんか現代にも通じて潔さを感じた。同時に、時代背景を感じさせる。

新美南吉らしい最後のせりふ。

「おじいさんはえらかったんだねえ。」

The Girl with the Dragon Tattoo
Stieg Larsson
Quercus Publishing Plc

Swedenの最近の超絶ヒット作家Stieg Larsson、彼が書いた代表作millennium 三部作の第一作目。映画化され、2009年1月30日に公開予定。これ、絶対見る予定。どこの本屋に言っても、トップのコーナーには彼の作品が並んでいる。職場で、別の部署に異動する同僚に、これの最新作のaudio book をあげたり、周りの人の話をきくとみんなこれは読んでいるらしい。それくらい有名。ただ、Stieg Larssonは三部作を書きあげた後に亡くなり、作品の成功を知ることはなかったらしい。

この本、推理小説なのだけど、とにかく読み始めたらとまらなかった!40年前に消えた少女の捜索をめぐり展開して行く物語。そこに金融界の巨悪も絡み、物語は意外な方向に。

準主役として登場するLisbeth Salanderがどこと無く草薙素子風であったり、なんとなくキル・ビル的な映像を連想させる展開もあったり。

本当に久々(小学生の時に読んだ「Dragonlance Chronicles」以来)に読んだ洋書長編だったけど、普段大量の英語メールに接しているためか、まったく苦も無く読めた。というか、それに自分がびっくり。スウェーデン語から英語に訳されたために、英語も簡単になっていたのか?

今の不安は、三部作の一作目しかまだ英語化されていないので、三部作すべてを読み終えるのはいつになるのかなーと言うこと・・。スウェーデン語にチャレンジか?

それにしても、「The Girl with the Dragon Tattoo」って、全然本質的でない英版タイトルはいかがなものか?スウェーデン語のタイトル「Män som hatar kvinnor (Man who hate woman) 」は確かになんかそのまま使うと誤解を生みそうなタイトルだけど、全部読むと"ああ、タイトルはそういうことか"、と納得。

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