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ラッシュライフ
ラッシュライフ
posted with amazlet on 07.01.20
伊坂 幸太郎
新潮社


「泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。幕間には歩くバラバラ死体登場―。並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来。不思議な人物、機知に富む会話、先の読めない展開。巧緻な騙し絵のごとき現代の寓話の幕が、今あがる。 」


飛行機の中で読み終えた。
「重力ピエロ」に比べると、面白かった。「アヒルと鴨のコインロッカー 」のように複数の話が徐々に関係を見せながら同時進行するのは伊坂幸太郎ならでは。でも、もうちょっと深みがあってもいい気がした。

重力ピエロ
重力ピエロ
posted with amazlet on 07.01.19
伊坂 幸太郎
新潮社


「連続放火事件の現場に残された謎のグラフィティアート。無意味な言葉の羅列に見える落書きは、一体何を意味するのか?キーワードは、放火と落書きと遺伝子のルール。とある兄弟の物語。」

行きの飛行機で読んだ本。伊坂幸太郎は他にも読んだことがあったので、割と好きだったのだが、これはだめだった。テーマがちょっと重いのと、なんとなく謎が早い段階でわかってしまったからかも。新潮文庫のおすすめTOP10の第3位だったけど、そこまでではないかな、と。

「君だってカラマーゾフなんだぜ」というカラマーゾフの兄弟のセリフが出てきたときは、ちょうど読んだばかりだったので、ちょっとうれしかったけど。

皇国の守護者 1 (1)
皇国の守護者 1 (1)
posted with amazlet on 07.01.14
佐藤 大輔 伊藤 悠
集英社

最近、某人のブログで知ったコミック。
佐藤大輔という人のノベルが原作らしいが、内容をちょっと立ち読みして、これは、「絵がないとわからんぞ」と思い、購入。戦争系の話で、日本に似た国にロシアのような国が攻めてくると言うストーリーから始まるが、小隊にはサーベルタイガーがいたり、竜がいたり、術者がいたりと、ファンタシーの要素もはいっていて、なかなか面白い。

ベルセルク程エグくはないし、内容も読み応えがあるので、はまりそう。

オフィシャルサイト

プラネタリウムのふたご
いしい しんじ
講談社
だまされる才覚がひとにないと、この世はかさっかさの世界になってしまう。ーー星の見えない村のプラネタリウムで拾われ、彗星にちなんで名付けられたふたご。ひとりは手品師に、ひとりは星の語り部になった。おのおのの運命に従い彼らが果たした役割とは? こころの救済と絶望を巧まず描いた長編小説。

俺にとって、「ぶらんこのり」、「麦ふみクーツェ」に続く3冊目のいしいしんじ
読んでいる中では、他の作家さんとはあきらかに違う世界を持っている人だなぁという気がします。

児童文学とまではいかないんだけど、子供の頃に読んだ本の世界。でも、大人にならないとわからない気持ちとかせつなさが、すごくやさしく描かれている。いしいしんじの本はやっぱり面白いなぁー、と。

個人的には、物語は「麦ふみクーツェ」の方が好きだったけど、登場人物はこっちの方が勝っているかも。

深夜特急〈1〉香港・マカオ
沢木 耕太郎
新潮社

割と王道と思いつつも、読んでみた。

若いときに経験したかったなーという、バックパック旅行のエッセイ。
なかなか、いろいろな国の特徴をうまく描いているのでおもしろかった。

でも今の歳からではこのマネはできないなー。

文庫版 陰摩羅鬼の瑕
文庫版 陰摩羅鬼の瑕
posted with amazlet on 07.01.02
京極 夏彦
講談社

京極夏彦の中では、以外にシンプルな話。関口も途中でなぞが解けているように、わりとわかりやすい。閉鎖された空間ということもあり、事件は1つだし、登場人物も少ない。珍しく京極堂の解説をまたずに、内容を理解。わりと読みやすかった。

死とは、なんぞや。

カラマーゾフの兄弟 (上)   新潮文庫
ドストエフスキー 原 卓也
新潮社


ドストエフスキー 著、原卓也 訳の「カラマーゾフの兄弟」を読んでみた。

「私が知らないスゴ本はきっとあなたが読んでいる」で、”ダントツ”、”最強の読書体験を約束する”と書いてあり、それなら、一度ぐらい読まなきゃ、と。

帯に「上巻読むのに1ヶ月、中巻、下巻は3日で一気に読める!」のようなことがかいてある通り、上巻は1回途中で挫折した・・。まず、ロシア人の名前になじみがないためか、登場人物がだれが誰なのかが、わからなくなり(そのうち愛称でしか出てこなくなったり・・)、さらに、物語の方向性を失ってしまった。
2回目は割りとスムーズに。たしかに、中巻、下巻はすさまじい盛り上がり。

でも、全部読んでの正直な感想は、そこまでダントツでもないかな、と。確かに後半の裁判のシーンはすごいし、話の内容も、突拍子もない。でも、最近の本ではこれを越えているものもある気がした。2部構成でありながら、1部の途中でドストエフスキーが亡くなってしまい、未完で終わっていることもあるのかもしれない。(小説の中では1部は”前置き”だみたいな事を言っているので・・。)

文庫版 塗仏の宴―宴の支度
京極 夏彦
講談社 (2003/09)


文庫版 塗仏の宴―宴の始末
京極 夏彦
講談社 (2003/10)


ついに京極夏彦の京極堂シリーズ第六作。どんどんページ数が増え分厚くなり、ついに本作は2冊になり、合計で2000ページを超える・・・。

話としては大満足、しかし、最後の方を読むころには、前半のストーリーとかを憶えていなかったりして・・・。登場人物も多いので、本当にPDFとかにして、検索をかけたい衝動にかられた。また、いままでの物語との関連性があるのも京極堂の特徴。いまだに「姑獲鳥の夏」の人物がでてきてびっくり。「絡新婦の理」も再度読み返したくなった。前半はこれでもかという感じで、いままでの登場人物に不幸がおこり、どうなることかと思ったが無事解決。

内容は「姑獲鳥の夏」にも通じる記憶操作系の話。ゆえに何が真実か嘘かが読んでいてごちゃごちゃになってくる。

次々とでてくる妖怪、そして最後には登場人物による、まさに「百鬼夜行」が・・。うーん、堂島めぇ。

鉄鼠の檻
鉄鼠の檻
posted with amazlet on 06.03.26
京極 夏彦
講談社 (1996/01)

今朝は比較的早くに目が覚め、昼ぐらいまでずっとベッドの中でこれを読み、やっと読破した。シリーズが進むごとに本は厚くなって行き、この作品では、ノベルズ版なのに825ページ。実に読みにくい。上から見るとほとんど正方形なのではないかと思ってしまう。(それはちょっとオーバーだが。)

今回は禅僧が多く出てきて、禅の歴史そのものを絡めながら物語りは進行していく。いつものように、複数の事件があり、それが関連しているのか、関連していないのか、読む者を悩ませる。

僧の語りとか、とても興味深いものが多く面白かったのだが、鈴に関してだけは納得がいかないなぁー。

よーし、次は塗仏だ。

文庫版 狂骨の夢
文庫版 狂骨の夢
posted with amazlet on 06.03.12
京極 夏彦
講談社 (2000/09)

「狂骨の夢」は正に骨をめぐる数人の思いが絡まっていく話。
なかなか面白いのだが、前3作には負けるかも。
今回も、途中でモンハンをはさみつつ、徐々に読んでいった。
荼枳尼と密教あたりがでてきたところで、懐かしの孔雀王(荻野真公式サイト)を思い出した。

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